AIに聞いた“兆候”…まさかうちが?
- 祐二 高橋
- 9月18日
- 読了時間: 3分
更新日:9月19日

まさかうちが…と思っていたら、その“兆候”はすでに出ているかもしれません。AIに聞いた「崩壊の始まり」、あなたの会社はどうですか?
「最近、部下の表情がどこか沈んでいる気がする」
「うちの課長、なんだか覇気がないんだよな」「営業部長の胃薬、また増えたらしいぞ」
都内のある中堅製造業。経営者・管理職の会話に、どこか他人事のような不安がにじむ。社員が静かに疲弊し、言葉が減り、成果が停滞する――
だが、それが“兆候”であるとは誰も思わない。崩壊の前触れだとは、まだ気づいていない。
崩壊は「ある日突然」ではなく、「静かに始まっている」
AIに尋ねると、組織崩壊の最初のサインはこうだという:
メール返信が遅れる
朝礼で沈黙が増える
若手社員が3ヶ月以内に辞める
「今まで通り」が頻出ワードになる
つまり、仕組みが劣化している兆候が、日常に溶け込んでいる。「うちだけじゃないから大丈夫」と思っている間に、企業体力は確実に削られていく。
「本当にヤバい会社」は、こんな会社だ(データで見る)
🔸導入済み・導入予定の中小企業、すでに**27%**超
2024年、AIをすでに導入済みの中小企業は9.2%、導入予定も含めると17.8%。合計で**約27%**の企業が、既に“スタートラインを踏み出している”。
📊 出典:日本政策金融公庫・中小企業調査レポート
🔸生成AIを「会社として推進している」中小企業:12.7%
この少数が先行者利益を得て、残りは気づかぬうちに置き去りにされる可能性が高い。
📊 出典:東京商工リサーチ・生成AI導入調査
「ヒト・モノ・カネ・情報」が、ゆっくりと壊れていく
ヒト:退職・後継者不在・人手不足
モノ:歩留まり改善停滞・技術属人化
カネ:価格競争力低下・融資返済が重荷
情報:紙・Excel止まり、デジタル化なし
それでも「うちは昔ながらでいい」と信じて、足を止める会社は多い。
日本の中小企業は「走る集団」の中にいます
🎬《動画:中小企業東京マラソン/スタートシーン》
スーツや作業着姿の社長・部長たちが号砲とともに一斉に走り出す。…その中で、ヤマト工業の田中社長と鈴木部長だけがスタートラインに立ったまま、後ろ姿で静止している。
「うちはまだいい」「様子を見よう」と止まったまま、他社の背中はもう小さくなっている。
後ろから来た会社にも追い越される・・・・
【Why】なぜ“兆候”を無視してしまうのか?
「みんな忙しいから仕方ない」
「この業界にはAIは向かない」
「社長が動かないから」
このような**“自動思考”**こそ、最大のリスク。AIはこう言う――「一番危険なのは、“自社は関係ない”と思っている会社です」
気づけたなら、もう“走り出せる”
このブログを読んで、少しでも「うちかも」と感じた方へ。それが、崩壊を止める唯一のスタートラインです。
「一歩進む」のが怖ければ、「足を上げる」だけでもいい
「気づいた」こと自体が、進歩です
焦らず、一歩ずつ。ただし、止まったままでは取り残される時代です。
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