1-1「え、AIってこんなこともやってくれるの?」
- 祐二 高橋
- 9月8日
- 読了時間: 3分
更新日:9月17日

AIを導入することなく毎日苦労した結果、最近では、残業で疲弊する会社も増えています。
このブログでは、案外身近なAIのメリットを解説します。YouTubeのゆっくり解説もどうぞ!
「AI導入」と聞くと、大きな投資や全社改革を想像するかもしれません。しかし今、求められているのは**“いきなり変える”ことではなく、“まず1個、楽にする”こと**です。
例えば、
手書きの帳票入力
クレームメールの文章作成
会議メモのまとめ作業
これらを「AIが少しだけ代わりにやってくれる」ようになっただけで、業務負荷は確実に減ります。
この記事では、「まずこれなら使える」実例を3つに絞ってご紹介します。そして最後には、「誰に任せれば動き出すのか」も明記します。
1. 手書き帳票を“AIが自動入力”。転記作業が激減
現場にまだ残る「紙ベースの作業日報」や「点検チェック表」。これをエクセルに打ち直す作業に月20〜30時間かかっているケースもあります。
AI OCRツールを使った卸売業では、スマホで写真を撮るだけで手書き文字を自動でデジタル化。最近は認識精度が向上し、クセのある字も読み取れるようになって、注文入力時間も削減しています。
導入効果(例):
生産課での入力作業が月5時間以上削減
誤入力や確認作業も減少
「作業が早く終わるので、育成の時間が取れるようになった」
文書も作成
2. クレーム返信や報告書を“AIが下書き”。文章作成のストレスが軽減
クレーム対応や社内報告文など、「気を使うけど時間がない」文章作成。ここでも、AIチャットツール(ChatGPTなど)を使えば下書きを自動生成できます。
「この件で謝罪文を書いて」と入力するだけで、3秒後には丁寧な文章が出てきます。最終調整は人間が行う前提ですが、「ゼロから書く」苦労が消えるだけで心理的負担が激減します。
導入効果(例):
若手社員の対応ミスが減少
管理職のレビュー時間も短縮
「文章に自信がない部下のサポートとしても活用」
3. 会議メモは“AIがまとめる”。議事録の質と速度が向上
Google meetにタダでついてるGeminiを使うと、会議を自動録音してそれををもとに、AIが自動で議事録を生成するツールもあります。誰が何を言ったか、どんな結論が出たかを自動で整理してくれるため、人の手で要点をメモする必要がありません。
導入効果(例):
会議終了後5分で要点メモを配信
「言った・言わない」のトラブルが減少
上司への報告もスムーズになり、管理職の手間が削減
AIは一社員
4. “使ってみる係”を一人決めるだけで、社内は動き始める
「導入したいけど、誰に任せるか分からない」そんな時は、まず1人だけ“使ってみる係”を決めてみてください。
◎任せるのに適した人物像:
若手〜中堅で素直な性格
現場の課題をわかっている
ITに詳しい必要はない(むしろ普通の社員でOK)
経営者の方へ→ 「このツール、ちょっと試してみて」と声をかけるだけで十分です。
部長の方へ→ 「やってみて、よかったら申請出して」と伝えるだけでOK。
現場課長の方へ→ 「これ、便利らしいから試してみようか」で十分です。
最初の一歩は「誰かがやる」ではなく、「誰かにやらせてみる」だけで始まります。その結果を共有することで、社内に“自分たちでもできる”空気が広がっていきます。
AIは本当に簡単
AIは「難しいもの」ではなく、「仕事の一部をラクにする道具」です。いきなり会社全体で使う必要はありません。まずは“1つの課題”を、“1人が”“1回使ってみる”。
ですが、すぐやるのは・・・という方は、下のリンクから、動画や音声を聞くのがオススメです。
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