うまくいかないのは、“前提”が違ってるだけかもしれません
- 祐二 高橋
- 9月6日
- 読了時間: 2分
更新日:9月11日

「この人、何を前提に話してるんだろう?」
会議で、打ち合わせで、あるいは社内のちょっとしたやりとりで――そんなふうに、うっすらと違和感を覚えたことはないでしょうか。
理由ははっきりしないけれど、なんだか噛み合わない。その“わずかなズレ”は、もしかすると、前提の違いから来ているのかもしれません。
こんなこと、ありませんか?
会議がいつまでも結論に至らない
採用した人が、想定とちょっと違う
指示したつもりが、違う方向に進んでいる
パートナーとの話が、どこかズレている
これらに共通するのは、「前提」がズレていることかもしれません。でも、それって「誰かが悪い」とか「理解が足りない」とか、そういう話じゃないんですよね。
「四軸OS」って、知ってますか?
私たちは、こうしたズレを防ぐために、四軸OSという考え方を使っています。
前提
構造
文脈
表現
この中でも特に大事なのが、「前提」。物事を判断する“土台”が違うと、どれだけ話し合っても、噛み合わないんです。
ある会社であったこと(でも珍しくない話)
70人規模の製造業の話です。
会議で決めたことが、現場で違う動きに
採用した人がすぐに辞める
なぜか利益が出ていない
その会社では、「会議の冒頭で“前提”を確認する」ことを習慣にしてみたそうです。最初は面倒がられたそうですが、徐々に変化があったとか。
でも、これは“どこでも効く魔法”ではありません。ただ、ちょっと気にしてみるだけで、空気が変わることもある。そんな感じです。
「前提の確認」って、そんなに難しくない
たとえば会議で――
「このプロジェクト、何を最優先にしてる?」
「今回の判断は、どういう状況が背景にある?」
「これって、営業の話?それともブランディング?」
こんなふうに、少しだけ土台を言葉にしてみる。全員が完璧に理解してなくても、“意識のズレ”は減ります。
締めの一言
うまくいかないとき、何がズレているのか。それを追いかけていくと、「前提」って、けっこう大事だったんだなと思うことが、あるかもしれません。
だから、もしどこかでまた“違和感”を感じたら――そのとき、この話をふっと思い出してもらえたら嬉しいです。
📧 info@visionaig.com「四軸OSって、ちょっと気になるかも」という方は、気軽にご連絡ください。
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