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DXが動かない理由、それは“通じる設計図”がないから


4軸OS

🌀なんで、こんなに伝わらないんだろう?


「言いたいことはあるのに、うまく伝わらない」会議でも、チャットでも、上司への提案でも。ちゃんと考えたのに、なぜかスルーされる。そんな経験、ありませんか?

実はこれ、内容が悪いわけじゃないんです。ただ、“形”がないだけかもしれません。


💡いいアイデアは「構造」で伝わる


私たちVision-AIは、日々さまざまな企業の現場と向き合っています。どこでもよくあるのが、「中身はあるのに、話が通らない」というケース。特に、部門をまたぐ話や、新しい仕組みの導入になると、なおさら伝わらない。

実は、伝わらない理由は、「人」ではなく「構造」にある。

アイデアや提案を、設計図のように“見える化”できれば、相手の中にすっと入っていく。それが、“構造で考える”ということなんです。


🧭 「4軸OS」ってなに?


私たちが提唱するのが、「4軸OS」という思考の土台です。これは、どんなに複雑な話でも“わかりやすく、共有しやすく”するための設計図のようなもの。

具体的には、4つの視点からアイデアを整理します。

  1. 前提:そもそも、なんでこの話をするの?

  2. 構造:話の流れやつながりはどうなってる?

  3. 文脈:このタイミングで言う意味は何?

  4. 情報発信:相手にどう届くように言う?

この4つを押さえると、「なるほど、そういうことか」と相手の理解が一気に進みます。伝わるって、気持ちいいし、動き出すきっかけにもなるんです。


🛠 業務改善も、デジタル化も、まず“4軸”から


デジタル化を進めたい。業務を効率化したい。でも、なぜか動かない。人がついてこない。話が噛み合わない。

その背景には、「構造がないまま、変化だけが先行している」状態があります。

だからこそ、まずは自分たちの思考や対話を“4軸”で見つめ直してみませんか?

✔ なぜこれを変えるのか(前提)

✔ どんなステップで進めるのか(構造)

✔ 今このタイミングでやる意味は?(文脈)

✔ 誰に、どう伝えるか(情報発信)

これらがそろうと、不思議なほどプロジェクトが“通りやすく”なります。


🌱「通じる設計図」が、変化を動かす


結局、組織を動かすのは「理解」と「納得」です。どれだけ立派なDX計画があっても、人が腹落ちしなければ、前には進まない。

だからこそ、「通じる設計図」を持つこと。それが、4軸OSです。

次回のブログでは、この4軸をどう日常に取り入れ、チームで機能させていくかを具体的にご紹介します。


✉️あなたの職場ではどうですか?


・いい提案が通らない・話が噛み合わず、会議が空回りする・デジタル化が“手段”のまま止まっている

もし心当たりがあるなら、一度“4軸”で自分たちの言葉を見つめ直してみてください。思っていた以上に、伝わる道が開けるかもしれません。

ご要望があれば、次回の続編「4軸OSとは何か?」もあわせて執筆します。お気軽にどうぞ。

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